ベトナム テトフェスティバル体験レポ

ベトナムをはじめ、アジア諸国には旧正月を祝う風習があります。中国には旧正月を祝う風習として「春節」があるように、ベトナムには「テト」があります。日本では年末年始をお正月として祝いますが、日本以外のアジア諸国は旧正月を祝う国が多く、旧正月になるとベトナム全土はテトフェスティバル一色になります。

ベトナムは長い歴史を持つ国で、テトにも長い長い歴史があります。ベトナム人にとって、とても大切なイベントであるテトの風習やならわし、歴史などをご紹介しつつ、実際に行われた各地のお祭りの体験をレポートします。

このサイトでは、ベトナムの中でも特に古い風習や文化を色濃く残しているハノイにスポットを当て、ハノイのテトを通じてベトナム文化に深く触れて頂きたいと思います。

ドンダー祭/Le Hoi Dong Da

ハノイ市には、ドンダー区という行政区があります。このドンダーという地名のルーツになっているのがドンダー塚で、ここドンダー塚でテトの季節に行われるお祭が「ドンダー祭」です。

ドンダー祭は、テトの季節に行われるハノイのお祭りの中では最大規模です。かつてベトナムを支配していた清(当時の中国)からハノイを解放した光中帝という人物の偉業をたたえるお祭なので、行事のほとんどはドンダー塚にある光中帝の大きな石像の前で行われます。

この光中帝という人物ですが、当時のベトナムを武力で侵略し、支配していた清国に対して武装蜂起をして打ち破り、ついにはハノイをベトナム人のもとに取り戻したという歴史上の人物です。ベトナム人から見れば英雄となるわけで、ドンダー祭は、解放の喜びを表現するという意味合いが現在でも色濃く残っています。

いわゆる「戦勝祝い」のお祭りは盛り上がるもので、特に2009年のドンダー祭は戦勝220周年ということもあって大いに盛り上がり、テトに花を添えました。

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